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 空腹時での血糖値が正常域でも食後の血糖値が高く、正常域に戻るのに時間がかかる状態をかくれ糖尿病(食後高血糖)と言います。通常は、食後上昇した血糖値は速やかに正常域に戻りますが、かくれ糖尿病の人の場合、急上昇した血糖値がなかなか下がらず、そのため血管が高血糖状態に通常よりも長くさらされ、それが動脈硬化の進行を促すと言われています。一般的な健康診断で検査する空腹時血糖やHbA1cだけでは食後高血糖の把握が難しいことから「かくれ糖尿病」と呼ばれます。

 「かくれ糖尿病」を防ぐのに効果的なのは①糖質過剰摂取を避ける②野菜など食物繊維の多い物を先に食べる③毎食後に軽く身体を動かす習慣をつけることですが、②の「食物繊維の多い物」として野菜以外にもお勧めなのが、蒸し大豆です。蒸し大豆は同量のゴボウよりも食物繊維が多く、さらに良質のたんぱく質や脂質もバランスよく含まれるため、食後高血糖を防ぐだけではなく、筋肉量の維持や悪玉コレステロールの低下などの効果も期待できます。市販の水煮大豆を使えば野菜サラダやスープ、シチューなどにそのまま加えられるので調理の手間もかからず、毎日手軽に摂取することが出来ます。毎食野菜を摂るのが難しい場合、より手軽に使える蒸し煮大豆も積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

 

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