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診療室だより

2010年

年明けとっぱじめの重症患者さんは強度の貧血(血液が何らかの原因で足りなくなった状態)でした。 通常の血色素量(貧血の指標)は、血液100mlあた り12~15gですが、この患者さんのそれはなんと4.2g。真っ白になった患者さんの顔を見てこちらも真っ白になってしまいました。
 このような貧血に耐えられる人は多くの場合ご婦人ですが、不思議なことにめまいもなければふらつきもないのです。前々日まで好きなビールを飲んでいたと いうのですから感心するやら、あきれるやら、もっと言えば尊敬してしまう程といえば良いのでしょうか。あの優しい顔のどこに強靭な精神力が秘められている のか、世の男性諸子には到底窺いしれない所と言えるかもしれませんね。

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