冠動脈CT検査 
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  •  64列マルチスライスCTを使った冠動脈の検査


狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患は、冠動脈の『狭窄(細くなる)や『閉塞』(詰まって血液が流れなくなる)が原因です。

 

これまで、この冠動脈の状態を検査するには、『心臓カテーテル検査』が必要でした。この検査は、脚の付け根や肘の動脈からカテーテルと呼ばれる細い管を心臓まで送り、造影剤を直接流し込んで冠動脈を撮影します。検査前日から準備が必要で、かつ検査自体も1時間程度かかる上に、検査後には、傷口を数時間固定しなければならないので、時に安静を必要とします。また、体の中に直接異物が入るため、体への負担も大きく、多くの場合は入院が必要となる、決して手軽にできるとはいえない検査です。

 

これに対して『CTを使った冠動脈の検査』は、点滴をする時と同じように静脈に針を入れて、そこから造影剤を入れて冠動脈を撮影します。検査時間もカテーテル検査よりはるかに短く、検査後に安静を必要としないため、外来で行えます。

さらに、CTでは血管の内側の情報(狭窄、閉塞を引き起こしている原因が何か)も見ることができます。

 

狭心症の疑いがあり心臓カテーテル検査を勧められたが、恐怖心や入院の必要がある為、検査をためらっている方は、まずCTでの検査を受けてみてはいかがでしょうか。また、喫煙、糖尿病、高血圧、高脂血症など動脈硬化になるリスクの高い方も、急性心筋梗塞を未然に防ぐためCTを使った冠動脈の検査をお勧めします。

 

ここで、実際の検査の流れをご紹介します。

 

1.    点滴の準備をします。

腕の静脈に針を刺し、点滴の準備をします。その際、脈の速い方は、多少脈拍を遅くするお薬を使うことがあります。

 

2.    CT室にて検査の準備をします

心臓が動くと、冠動脈の位置も変わります。冠動脈の位置が変わると検査結果に影響するのですが、心臓を止めて検査するわけにはいかないので、心電図をとることで、心臓の動きに合わせて撮影します。

 

3.    検査説明を受けていただき、息を止める練習をします

きれいで正確な結果(画像)を撮るためには、しっかりと息を止めることが一番重要です。息を止めている時間は約10秒です。検査前に何度か練習をしていただきます。

 

4.    単純CTを撮影します。

まずは、造影剤を注入せずに心臓を撮影します。この時、冠動脈を拡げる お薬をスプレーします。

 

5.    造影CTを撮影します。

造影剤を急速に体内に入れますので、身体が熱く感じます。



実際のCT画像(検査結果)をご紹介します

 ●正常な冠動脈の3次元画像です。


        
    
    

   ・冠動脈の走行や太さなどがよくわかります。

   ・実際はいろいろな方向から観察できます。

        

 ●次に冠動脈に異常が見つかった画像です。





矢印の部分(左冠動脈前下行枝)で、血管が細くなっています。この部分は石灰化と

プラーク(コレステロールでできた血管の中の垢)によって、細くなっています。

CTでは血管の中の状態もよくわかります。





こちらは、矢印の部分(右冠動脈)で、血管が完全に詰まっています。

そのため、左側の画像では血管が写っていません。

右側の画像でも、血管の白い部分が途中で途切れています。











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